その日1日がとても楽しく充実した1日だったかは、
「サクッとお風呂に入れるか」
ではかれる、と最近気がついた。
お風呂に入るということは、「もう後は寝るだけ」
の状態になることなので、
風呂に入らずにグズグズしている時というのは
大抵、「まだ1日を終えたくない」と思っている。
例えば、やりたいことはあったのに、結局ネットフリックスに費やした
日曜。「何も成し得ずに1日が終わる」
という事実を直視したくないんだろう。
風呂に入らずにダラダラスマホをいじってしまう。
有益な「情報」を得れば少しでもその日が有意義だったと
自分をごまかせるからだろうか。
例えば、消耗する相手とご飯を食べて帰ってきた日。
ひたすら精神力を削られながら、油と糖がたっぷりの食事を摂取して
心も胃も重たいまま帰宅した日には、
ソファにダイブして、そのままぐったり。
かろうじてメイクを落とせたり落とせなかったりして
朝風呂へともつれこむ。
サクッと風呂に入れるのは
「今日は1日よく頑張った!悔いはない!」
と思えた証。
足が棒になるまで歩き回っても、ハイカロリーな食事をしても
大好きな人と時間を共有した後の身体にはエネルギーが溢れている。
サクッと風呂に入ってサクッと入眠。次の日もご機嫌。
だから、その日が本当に自分にとって楽しいと思える日だったのかは
頭で考えるより、帰宅後のじぶんの身体の反応でわかるんだ。
風呂は私の、本当の幸せを教えてくれる
バロメーター。