11月、ついに、黒字を達成した!パンパカパーン!!
収支状況が、プラス2万円だった。これは私の中ではとても大きな功績である。
恥ずかしながら、私の1か月の収支状況はほとんど毎月赤字で、ボーナスで補填しながらやりくりしていたのだ。
分析したところ、11月は服にかけたお金が、先月や先々月に比べて2万円ほど少ない。つまり、原因はここにあったというわけだ。
洋服には月に数万円を費やしているというのに、私のクローゼットの中身はいまいちパッとしないし、常に「足りない」と感じている。
値段を理由に購入したファストファッションの服や、アウトレットモールで買った服が多いせいだろう。
そこで、「衝動的に買ってしまう安い服2,3枚を我慢して、ちょっと高い上質なものを1枚買った方が、長く大切に使えるのでは?」と思い、11月は「1着しか買わない」縛りを自分に課してみたのだ。
すると衝撃、「1か月服を買わないくらいでは全く困らない」ということがわかった。
自分は十分すぎるくらい服を持っていた。不安定な気温にも対応できた。
あの「足りない!」という衝動は、物理的に足りないのではなかった。
心理的な充足感の欠如が正体で、服をいくら買ったところで、全く違うパズルのピースを買いあさっていたようなものだったのかも。
収支状況が大幅な黒字となると、不思議と買い物に対する「焦り」のようなものが消えた。
「自分は十分物を持っているし、買おうと思えば質のよいものを買える」という心の余裕が、精神を安定させてくれることにも気づいた。
「物を買わない幸せ」の味を占めたから、せっかくなら来年も続けたい。
毎月の黒字は、きっと自分の自信にも繋がると思うから。
ただし、不本意な消費で投げやりにならないことと、支出に敏感になりすぎて楽しみを失わないことには気をつけたいと思う。
来年は、心地よい消費習慣を構築していけたらいいな。