
1月は楽しいイベントも多い一方、年明けの忙しさや休暇とのギャップ、食べ過ぎなどにより、普段よりも疲れを感じやすい時期でもあります。
そこで、年末年始の休暇中に、「1月を疲れず乗り切るための準備」を取り入れてみませんか?
疲労を溜めないためには、「疲れる前に対策しておく」ことが何よりも大切です。
本記事では、1月に陥りがちな疲労の原因と、それに対する事前の対策法について紹介しています。
1月を軽やかに乗り切るヒントになれば幸いです。
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1. 食べ過ぎによる胃腸の疲れを防ぐ
年末年始は豪華な料理が並び、ついつい食べ過ぎてしまうことが多いですよね。
その結果、胃腸が疲れてしまい、これが慢性的な疲労感を引き起こす可能性があります。
年末年始に食事を思い切り楽しんだ後は、「適度な断食」を取り入れて胃腸を休ませるのがおすすめです。
そのため、休暇中に「断食計画」をあらかじめ立てておくことで、実行の確率を高めましょう。
具体的な方法
「断食日=丸一日何も食べない」のではなく、「1食抜く」のを目安にします。
実行しやすい日とタイミングにあらかじめスケジューリングしておくことで、確実に実行できるようにしましょう。
ポイント
- 12時間以上の空腹時間を作る: 最後に食事をしてから10時間を超えたあたりで、体内の脂肪が分解されてエネルギーとして使われ始めると言われています。そのため、最低10時間、目標12時間以上の空腹時間に設定すると良いでしょう。
- タイミングは自分で決める:断食に最適な時間帯は人それぞれ異なります。例えば、「夕食抜き」はダイエット効果が高い一方で、ストレスが大きい場合には疲労回復の目的に沿わないことも。ネット情報よりも、自分の感覚を優先してタイミングを選びましょう。
実体験として、12時間以上空腹状態を続けると、お腹もぺたんこになり、「しっかりリセットされたな」という感覚が得られます。
特に夕食を食べずに寝た次の日の朝は、身体が本当に軽く感じられ、普段通りの朝食がとても美味しく感じられます。
週に1~2回の断食を取り入れ、胃腸の疲れによる疲労感を対策しましょう。
2. 次の休みの予定を立てておく
年末年始が終わると、休暇の終わりとともに「ロス」を感じ、精神的に疲れることがあります。
このギャップを埋めるために、年明け直後の休みの予定を立てておくのがおすすめです。
具体的な方法
平日勤務をしている人であれば、職場復帰したあとの最初の土日の予定を立てましょう。
「この土日のためにひとまず頑張ろう」と思える予定を立てることで、休み明けのモチベーションをうまくコントロールすることができます。
以下は具体例です。
- お気に入りのカフェで新しい本を読む: お気に入りのカフェ=「落ち着く場所」で、新しい本を読む=「新体験を得る」ことができるので、おすすめです。
- 日帰り旅行: 近場の観光地や温泉などに行くのを計画し、「年末年始休暇が終わっても、旅行に行ける」というお得感を味わえます。
- 友だちとランチに行く: 気兼ねなく話せる友達と、職場の愚痴を話すなどすればストレス発散になります。また、「ここでガス抜きできる」と思えば仕事のストレスも軽減できます。
これらの計画を年末年始の間に立てておくと、「次の楽しみ」に向けて前向きな気持ちを維持できます。
さらに、「休むために仕事を終わらせよう」という「締め切り効果」が働き、仕事の効率も上がるかもしれません。
3. 自分を見つめ直す時間を作る
日々目の前の仕事を精一杯こなしていると、自分自身の目標や価値観を二の次にしてしまい、これが大きなストレスになっている可能性があります。
そこで、職場から離れて自分自身を客観視できる年末年始の間に、自分自身を見つめ直す時間を作り、年始からの行動目標を立ててみましょう。
具体的な方法:人間関係の見直し
- 疲れた関係への対処: 1年間を振り返り、「このイベントやこの人との関係は疲れてしまう」というものをピックアップしましょう。そして、年明けからの具体的な対策を決めます。例えば、「〇〇さんから飲み会に誘われたら、△△と言っていったん保留にしよう」など。具体的なアクションに落とし込んでおくのが実行力を高めるコツです。
- 深めたい関係を意識: 大切にしたい人間関係を意識し、そこに注力すれば、自然とストレスのかかる人間関係に割くリソースは減ります。家族との関係をもっと大切にしたいなら、「LINEで済ませずに月に1回は電話する」「次会う時は手料理を振る舞う」などの具体的な行動目標を立てましょう。
具体的な方法:仕事へのスタンスの見直し
- 価値観に沿っていない行動を見直す: 「家族との時間が最優先」と決めていても、周囲の期待に応えるあまりキャパ以上の仕事を抱えこんでしまうなど、「自分の価値観とずれた行動」をピックアップしてみましょう。
- 改善策を考案: 上記でピックアップした行動を、まず「自分がコントロールできる範囲で」改善できるか考えます。例えば、「重要でない会議への参加を断ってみる」「同僚に頼るタイミングを増やす」などの行動目標を立ててみましょう。
このように自分の行動や考え方を整理することで、年明けからの生活を、他人に流されて過ごすことなく、「自分自身でコントロールしている」感覚を得ながら過ごすことができ、ストレス軽減につながります。
まとめ

1月を疲れず乗り切るためには、年末年始の休暇中に、疲れないための準備をしておくことが大切です。
以下の3つのポイントを参考にしてみてください。
- 断食計画を立てる: 胃腸を休めてリセットする日を、週に1,2回、あらかじめ予定しておき、胃腸の疲れによる慢性疲労を防ぐ。
- 次の休みの予定を立てる: 年明け後の楽しみを計画しておき、仕事復帰後のモチベーション低下とうまく付き合う。
- 自分を見つめ直す時間を作る: 人間関係や仕事のスタンスを見直し、価値観に沿った行動計画を立てて自己コントロール感を増やす。
これらの習慣は、長期的にも疲労軽減に役立つ習慣になりますので、ぜひ新年から取り入れてみてください!