年末年始は家族で過ごす楽しい時間が増える一方、豪華な料理を囲んだり、間食や外食が増えたりと、どうしても食べ過ぎてしまうことが多いですよね。

大好きな人たちとの食事を楽しみたい一方で、特に食事管理に励んでいる人にとっては、普段の食習慣がなかなか保てないことが気になる方もいるのではないでしょうか。

本記事では、「食事を楽しみながら」「適度に食べすぎをセーブしたい人」に向けて、その方法を3選紹介します。

年末年始にきちんと自己管理ができれば、気持ちよく新年を迎えることができるはずです!

自分を客観視する時間(ひとりの時間)を作る

家族と食事を囲むのは楽しい一方で、周りが食べているのを見るとつい自分も食べたくなるなど、家族の影響を受けやすい環境のため、自分だけの食習慣を貫くのが難しくなります。

そこでおすすめなのが、「意識的に一人の時間を作り、自分を客観視する機会を設ける」ことです。

その時間に、「今日はどれくらい食べそうか」「昨日の食事内容は自分の目標とどれくらい離れていたか」などを分析し、自分の行動を客観視することで、無意識の食べ過ぎを防ぎやすくなります。

ひとりの時間を作る方法としては、「家族が寝ている朝に早起きしてカフェに行く」「30分だけ家を出てひとりで散歩する」といった手段があります。特におすすめなのは、朝カフェを習慣にすること。

昼食や夕食に比べて、朝食の時間や内容は個人の自由度が高いことが多いので、うまく活用しましょう。

さらに、朝は頭が冴えている時間帯なので、「今日はディナーが豪華になるから間食はしない」など、その日1日の目標を立てることで、食事量をコントロールしやすくなります。

外食は“低温調理”を選考基準に

年末年始は外食する機会も多いですが、外食時のメニュー選びで迷ったら「低温調理」を意識するのがおすすめです。

例えば、「刺身」と「焼き魚」の選択肢があれば、「刺身」を、肉料理なら「グリル焼き」より「蒸し焼き」や「煮込み料理」を選ぶことで、終末糖化産物(AGEs)の摂取を抑えることができます。

AGEsとは、タンパク質が余分な糖と結びついてできる物質で、体内に蓄積すると老化や健康への悪影響を及ぼすとされています。

具体的なポイントは、焦げ目の強い「こんがり」焼かれた料理を避けること。

じっくり蒸された料理や煮込み料理はAGEsの生成が少ないので、素材に近い形で調理された低温調理のメニューを選びましょう。

カロリー消費の激しい家事を自分からやる

家族で過ごす年末年始、積極的に家事を引き受けることも食べ過ぎ防止に役立ちます。

家事は意外とカロリーを消費しますし、身体を動かすと食欲を抑える効果も期待できます。

例えば、掃除や洗濯物を干す作業、ペットの世話など、全身を使う家事を進んで行いましょう。

さらに、手持ち無沙汰な時間を家事に使うことで、ついお菓子に手を伸ばしてしまうリスクも減らせます。

また、「自分から」家事を率先してすることで、やりたくない家事を押し付けられる場合に比べて余計なストレスを溜めずに済むので、食欲のコントロールがしやすくなるというメリットもあります。

「ちりも積もれば山となる」という言葉通り、日常におけるカロリー消費は、特に運動不足になりがちな年末年始には馬鹿になりません。

積極的に動ける機会を探していきましょう!

まとめ

年末年始の食べ過ぎを防ぐための3つの方法をまとめたいと思います。

  1. ひとりの時間を作り、食事の目標を確認する: 朝カフェなどでひとりの時間を楽しみ、食事内容を見直しましょう。
  2. 外食では低温調理のメニューを選ぶ: 「こんがり焼かれた」料理を避け、蒸し焼きや煮込み料理を選ぶことで健康に配慮できます。
  3. カロリー消費の高い家事を積極的に行う: 掃除や洗濯、ペットの世話などで日々の活動量を増やし、自発的な行動で余計なストレスも溜めずに済みます。

年末年始を家族と楽しく過ごしつつも、自分の健康や目標を大切にするために、これらの方法をぜひ実践してみてください。

無理なく適度にコントロールすることで、美味しい食事も心から楽しめるはずです!