ここ1週間、主食がそうめんだった。
毎週、月曜夜にご飯を2合炊いて、平日の5日間で消費するのが習慣だった。
1分半茹でればすぐに食べられるそうめんは、手間がかからない。
月曜夜にそうめんを食べたら結局、金曜日まで毎晩そうめんだった。
すると、あっという間に夏バテした。
感覚だが、そうめんはカロリーが高いわりにエネルギーの“持ち”が全然よくない。
それに加えて、付け合わせが薬味とゆで卵くらいのものだったから、圧倒的に、タンパク質やその他の栄養素が足りなかったのだと思う。
朝・昼も、振り返ってみればろくな食事をしていなかった。
ランチがバナナだけなんて日もあり、冷静に考えれば異常である。
金曜日、軽い熱中症になって最悪な気分だった。
ムリな食事制限をしている自覚はなく、土曜日にディズニーランドに行く予定があったので、ちょっと気合をいれてダイエット、くらいのかるい気持ちだった。
水を飲んでも飲んでも吸収されている気がせず、頭がガンガンして、あの時の不快感ったらない。そして、焦りと自己嫌悪。
明日のために、と調整してきた食事が、最悪の裏目に出たのだ。
体力がないと、本当に、いとも簡単に身体は暑さにやられる。
そして、精神も削られる。思えばここ1週間、ずっと気分が落ち込んでいた。
ふらふらになって帰宅して、そのまま風呂に入らず寝てしまった日もあった。
不幸中の幸いだったのは、本格的な夏に入る前に、痛い目を見ておけたこと。
クソ暑い季節にわけのわからない食事をすれば、身体がおかしくなると身をもって知れたこと。
体力がなければ精神力もなくなる。そんな状態でポジティブに自分を変えるような努力なんてできない。
もりもり食べて、もりもり動く、これが一番だ。