私の人間関係でのマイルールは、
「お世辞と嘘を言わないこと」である。
多少話を盛ったり、「そうかもね」といったようなゆるい共感はOK。
ただ、思ってもないことで相手を褒めたり、同調したり、愛想を振り撒かずにいよう
という心がけだ。
理由はシンプルで、自分が苦しいから。
けれど、成功率は5割5部。
私の中には、「他人の評価より、自分の正義を貫きたい」という欲求と
「他人に嫌われたくない」という欲求が常に混在しているため
特に精神的・体力的に消耗している時は後者の欲求が勝ってしまう。
「他人に嫌われたくない」という欲求は、本当にしつこくて厄介。
インスタントな共感はインスタントな人間関係しか生まない。
その場で一度傷ついても、自分とはこういう人間だと明らかにし、
それでも自分を受けれてくれた人としか、信頼関係は築けないということは
頭の中では理解しているのに。
中途半端に自分の意見を展開したものの、共感を得られないことがわかって
なんとなく微調整してしまったり、不穏な空気になってしまった相手を
適当な話題で褒めておいたり。
嫌われるのが怖くて、結局自分の軸がブレブレになり、なんの人間関係の進展にも
繋がらない。そんな自分に嫌気がさす時も多々。
そもそも相手が、最初からインスタントな関係性を求めるスタンスの場合
踏み込みようもないのだけれど。
葛藤の日々。けれど葛藤が「自己嫌悪」にふれすぎないように。
こうして文章を書いてクールダウンしているのだ。