最近、人間関係について要らぬ不安ばかり抱いてしまう。
ふとした瞬間に、会話の内容をトレースして
自分の会話力の拙さに恥ずかしくなることを繰り返し
挙句の果てに「自分のことを好きな人なんていないんじゃないか」
なんて考え始める。ああ、よくないよくない。
こういうときは無意識に、自分のハードルを
非現実的なところまで上げてしまっている。
会話がうまくないことなんて、わかりきっていることだ。
そして、うまくなるには人と話すしかない。
だから懲りずに話しかける。これを繰り返すしかないのだ。
でもちょっとした成功体験が重なると、急に自分のハードルを
ぶちあげてしまう。
まずは自分から会話のきっかけを作ることが目標だったはずなのに
上手に話して相手を楽しませることを目標にしてしまったり。
「上手な会話」ってそもそも、自分が気持ちよくしゃべっただけで
それは自分の力量ではなく、相手の力量故だったりもする。
成功体験って難しい。有頂天になって自分の力量を見誤ると
落差に必要以上に落ち込んでしまうから。
だからこそ、いつでも謙虚でいる人たちって、本当にすごいなあ。